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決算銘柄の見極めについて①「貸借・信用取り組み」、「煽りと決算前後の動き」

決算銘柄の見極めについて①「貸借・信用取り組み」、「煽りと決算前後の動き」

今回は、前回の記事に引き続いて、決算期の銘柄選定について追加して別の観点から書いていこうと思います。

今回は、「貸借・信用取り組み」、「煽りと決算前後の動き」に注目して確認を兼ねてまとめたいと思います。

まず一つ目

貸借・信用取り組みと決算直後の動き

決算銘柄を、決算勝負と言って持ち越したりする時、貸借・信用の取り組み(以下、各取り組みとする。)は確認していますか?

決算期において恐れるべきは、翌日の失望売りです。

決算の時期は、その銘柄の元からのホルダーだけでなく、新たに四季報などで業績予想を見て参加したギャンブル勢やそれにつられてこそっと仕込んでいる人が多くなります。

この時、決算が実際に出て、コンセンサス未達や来期減益予想など突然の悪材料が出てしまった場合、どうなるでしょうか?

当然翌日大幅GDから始まり、元からのホルダーだけでなく、ギャンブル勢たちの投げ売りがどんどん降ってくると考えられます。

また、元からのホルダーは、悪材料が出ることを知っていたとしても、それ以外の人は、時期偏重や季節要因なども知らずに買ってくるわけで、つまり出た数字のみでしか判断しないということです。

ここで大事なのは、各取り組みと流動性です。

この場合最もリスクが高くなるのは、信用買い残比率が高い場合。信用買い残比率は、将来の潜在的な売りですから、この比率がとても高いような場合は特に注意しなければなりません。ストップ安のまま寄らないという例は最近でも出ています。(例︰中村超硬)

また、信用買い残の多さが与える悪材料としては、1追証売り、追証回避売りの数が多くなること、2上値が一気に重くなること、3空売り(ハイ空)に狙われることが挙げられます。

1,信用買い残比率が高いということは、もう耐えきれないという個人や追証のためにその銘柄を決済せざるを得ないという人が多いということになり、その分急落、暴落するリスクが非常に高まるということを意味します。

2,さらに、決算が結構良かった、サプライズ決算だった場合でも、信用買いをしていて過去の高値で捕まっている個人や機関がいることが多いので、こういう人がしつこく売りを降らせてくる可能性が高く、一気に高値を取るということは取組状況によっては困難になる事が多々あります。

※銘柄によっては、大量の狼狽売りによって、各取り組みの数値が改善(信用買い残の大幅減少)し、売り圧力が低下して、再度暴落位置から強いリバウンドが見られるものもあるので、売られすぎぐらい売られているようなときは、リバ取りに参加するのもありですね。(中途半端な売り状況では見送るのが普通)新しい取り組み状況が出てから判断でも良いかもしれません。

3,信用買い残り=将来の売り圧力と上で言ったように、その売り圧力を’狙って’、空売りを仕掛けてくる事があります。追証売りにも一部関係しているのですが、これ以下は持てないと思った人は、どんどん信用決済をし始めます。すると連鎖的に起こり始め、結果的に暴落を誘発することも多いのです。そうなれば、空売りを仕掛けていた人は、大きな利益を得ることにもつながりますし、悪い決算という空売りをすることの後ろ盾もあるので安心して空売りできるということもあるようです。

次に2つ目

煽りと決算前後の動き

これは主にSNSでの人気銘柄に言えることですが、煽られている銘柄の決算持ち越しは、普通の決算持ち越しと大きく異なるということは意識しておくべきです。

煽りには、イナゴを伴います。イナゴの握力は、基本的に弱く、普通なら決算後少しの急落で済むはずが狼狽売りにより暴落してしまうということはよくあることですね。

煽りというのは、一時的なその銘柄への期待値を増大させてしまうので、それが実現できなくなった時の失望売りというのは大きくなるということです。

決算を持ち越すのではなく、暴落を狙った空売りやリバ取りに徹してもいいと思います。空売りはリスクが伴うので、リバ取りが簡単にできるかもしれません。

終わりに

簡単にですが、決算期における立ち振舞い方の一つとして、この記事を追加で書きました。

決算期は、主に業績を軸にその企業の株価の水準訂正が行われる時期です。

業績は、怪しい会社や突然の外部環境の変化を除いて、嘘をつかないと思っています。

株価は、業績に付随して自然に上下していくものです。

会社の予想数字の出し方、その傾向や中期計画書なども参考にして、この記事で書いた視点も踏まえて、決算期における自分のスタイルを固めていくことが大切だと思いました。

この決算期におけるシリーズは、気づいたことを継続して書いていこうと思っているので、「決算銘柄の見極めについて①」としています。

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