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これって割高?割安? 〜理論株価の計算法〜

これって割高?割安? 〜理論株価の計算法〜

銘柄には、煽りやその時の雰囲気により買われ、大幅に上昇しているものもあれば、反対に注目されないまま万年割安状態で放置されているものもあります。

隠れた有望銘柄あるいは評価がまだまだ低い銘柄を見つけるための計算方法を2種類紹介したいと思います。

今回は今話題のリミックスポイントの理論株価を検証してみます。

 

まずは1つ目

PERとPBRの両方の要素を半分半分で取り入れた方法

  • 計算式

BPS+(今期予想EPS×10)

四季報予想から必要な数値を取り出してみます。

BPS (一株当たり純資産額):78.7
今期予想EPS (一株当たり当期純利益):10.3(連18.3予)

78.7+(10.3×10)=181.7円

 

そして2つ目

PERとPBRの両方の要素と、さらに企業の成長率を加えた方法

・計算式

BPS+今期予想EPS+来期予想EPS+来期予想EPS×(売上成長率+売上成長率の2乗+売上成長率の3乗+売上成長率の4乗)

同様にして

BPS 78.7
今期予想EPS 10.3
来期予想EPS 11.1
今期売上高予想 11,400百万円 (18.3)
来期売上高予想 12,500百万円 (19.3)

まずは売上成長率を計算します。

12,500−11,400/11,400=10%

78.7+10.3+11.1+11.1×(1.1+1.1の2乗+1.1の3乗+1.1の4乗)=156.8円

結論

成長率を加味すると、1の方法よりも計算株価が低くなりました。

 

なぜ、理論株価がこんなに低いのに市場ではあそこまで高く評価されているの??という疑問は当然あります。

→しかし、これはあくまで理論株価です。

成長著しい企業や、そのテーマが市場で盛り上がっているときなどは、理論株価が当てはまることは少なく、種々の要素によってその振れ幅が大きくなることが多いです。

一方で、大型株は、変動が少ない分理論株価が上手く機能する確率は高くなります。

このように大まかに計算する方法を覚えておくと、決算によって水準訂正が起こったときなどに使えて便利です。

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